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今後の上映予定

シネマ・クレールで今後、上映予定の作品です。ご期待ください! 

上映中   

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蔵のある街
監督:平松恵美子
出演:山時聡真、中島瑠菜、高橋大輔、MEGUMI、堀家一希、前野朋哉、ミズモトカナコ
2025年/日本/103
「約束じゃ。この街に、でっかくて綺麗な花火を上げちゃる」自閉症の青年と、夢をあきらめかけている同級生を励まそうと、とっさに口から出た約束。その言葉が、街に思いがけない波紋を呼び起こす…!
この物語が生まれたきっかけは、2020年から続いたコロナ禍の最中、日本全国の約300もの街で開催された「サプライズ花火」。そして2025年、すべての人々に向けた“応援の花火”が、爽やかなひと夏の青春物語とともにスクリーンに打ち上がる!
又、高橋大輔、堀家一希、前野朋哉、MEGUMI、ミズモトカナコら倉敷・岡山出身者が本作のために集合した。


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BAD GENIUS バッド・ジーニアス
監督:J・C・リー
出演:カリーナ・リャン、ジャバリ・バンクス
2024年/アメリカ/97分
貧しい家庭で暮らすリンは、全科目で学年トップの成績を収める天才的な頭脳の持ち主で、名門高校に特待生として迎え入れられる。ある日の試験中、親友を救うために奇想天外な方法で解答を教え、好成績を取らせてしまう。そんなリンの才能に目を付けたのが親友の恋人。富豪弁護士を父に持つ彼は、学校の劣等生たちを救済する“危険なビジネス”を持ちかけてくる。しかしそれは、世界を跨ぐ<前代未聞のカンニング計画>の始まりだった。
2017年、巧みな脚本が話題となって熱狂的な口コミを呼びサブライズヒットを記録した「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のリメイク。舞台をアメリカの地方都市に設定し、リアルな格差社会で人生を切り開く、頭脳明晰なヒロイン像を作り上げ、新たなラストで観るものを驚かせる!
上映は21日まで


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ジョニーは戦場ヘ行った
監督:ダルトン・トランボ
出演:ティモシー・ボトムズ、キャシー・フィールズ
1971年/アメリカ/112
終戦80年。生きるとは何か…人間の尊厳とは何か…。
戦争の意義を苛烈に問いかける。
ジョーが目を覚ますと、病院のベッドの上に横たわっていた。第一次世界大戦下、志願してヨーロッパ戦線に出征したアメリカ兵の彼は、砲弾により目、鼻、口、耳を失い、運び込まれた病院で両腕、両脚も切断。首と頭がわずかに動き、皮膚感覚だけが残ったが、姓名不詳の<407号>と呼ばれ、軍部の実験材料として生かされる。鎮痛剤を打たれ意識が朦朧とする中、ジョーは想いを巡らせる。最愛の恋人カリーンとの出発前の一夜、釣り好きだった父親と過ごした日々…。
上映は21日まて゜


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ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション

8月17日~19日
「ファンタスティック・プラネット」
1973年/フランス、チェコスロバキア/フランス語/72分
地球ではないどこかの惑星で、真っ青な肌に赤い目をした巨人ドラーグ族と、彼らに虫けらのように虐げられている人類オム族の、種の存続をかけた決死の闘いを描く…。

8月20・21日
「時の支配者」
1982年/フランス、ハンガリー/フランス語/78分
砂漠の惑星ペルディド星で、巨大なスズメバチに襲われ父を亡くした少年ピエールは、天涯孤独の旅をつづけていた。父から託された最新式のトランシーバー・マイクで、父の友人ジャファールたちに助けを求めるが、ジャファールたちは恐るべき惑星に囚われの身となってしまう…。


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黒川の女たち
監督:松原文枝
2025年/日本/99
80年前の戦時下、国策のもと実施された満蒙開拓により、中国はるか満州の地に渡った開拓団。日本の敗戦が色濃くなる中、突如としてソ連軍が満州に侵攻した。そんな中、岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るために、敵であるソ連軍に助けを求めた。しかしその見返りは、数えで18歳以上の女性たちによる接待だった。帰国後、女性たちを待っていたのは労いではなく、差別と偏見の目。込み上げる怒りと恐怖を抑え、身をひそめる女性たち。この事実は長年伏せられてきた。だが、黒川の女性たちは手を携えた。したこと、されたこと、みてきたこと。幾重にも重なる加害の事実と、犠牲の史実を封印させないために…。
記憶が歴史になる前に、未来へ遺す。戦禍を生きた人びとの証言。
上映は21日まで


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けものがいる
監督:ベルトラン・ボネロ
出演:レア・セドゥ、ジョージ・マッケイ
2023年/フランス、カナダ/フランス語、英語/146
2044年、AI中心の社会で人間の感情は不必要とされ、有意義な仕事を得るには<感情の消去>をしなければならなかった。孤独な女性ガブリエルは<感情の消去>に疑問を抱きながらも、仕事に就くために浄化を決意する。そして、トラウマとなった前世、1910年、2014年へ遡り、それぞれの時代で青年ルイと出会い惹かれていくが、「何かが起きる」という強い恐れに苛まれる…。
100年以上の時を超え、転生する女と男の愛と運命をスリリングに描く。
上映は21日まで
8月17日は“シネマ放談の会”開催


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「ANORA アノーラ」のショーン・ベイカー監督 貴重な初期3作品を特集上映!全て日本初公開!
ショーン・ベイカー初期傑作選
「テイクアウト」
出演:チャールズ・ジャン、エング・フア・ユー
2004年/87分
密入国業者への多額の借金を抱えながら、ニューヨークの中華料理屋で配達員として働く不法移民の青年の1日を捉えた長編第二作目。徹底した社会派リアリズムのスタイルで、マンハッタンに暮らす移民たちの厳しい日々を浮き彫りにする。
「プリンス・オブ・ブロードウェイ」
出演:プリンス・アドゥ、カレン・カラグリアン
2008年/100分
ニューヨークのストリートで偽ブランド品を売って生計を立てるラッキーの元へ、かつての恋人が存在すら知らない“息子”を連れてきたことで全てが一変する。いきなり“パパ”になった黒人青年と幼い子供、それを取り巻く人間模様をチャーミングに描くコメディ。
「スターレット」
出演:ドリー・ヘミングウェイ、ベセドガ・ジョンソン
2012年/103分
女優志望のジェーンは、愛犬のチワワといつも一緒。ある日ガレージセールで購入したポットに大金が入っていることに気づく。ポットの持ち主である老婦人とジェーン、歳の離れた女性二人の心の交流を生き生きと描くユーモラスな感動作。
以上3作品を1週間日替わりで上映。


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サブスタンス
監督:コラリー・ファルジャ
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー
2024年/142
本年度アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞
元トップ女優エリザベスは、50歳を超え、容姿の衰えとそれによる仕事の減少から、ある再生医療に手を出した。接種するや、エリザベスの背を破り脱皮するかの如く現れたのは若く美しい、“エリザベス”の上位互換“スー”。圧倒的ルックスと、エリザベスの経験を持つスーは、スターダムへと駆け上がる。二人は、それぞれの生命とコンディションを維持するために、7日毎に入れ替わる必要があるのだが、スーがタイムシェアリングのルールを破りはじめ…。
かわいいが暴走して、阿鼻叫喚!
上映は21日まで


2025年8月22日公開

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リンダリンダリンダ
監督:山下敦弘
出演:ペ・ドゥナ、前田亜紀、香椎由宇
2005年/日本/114
文化祭前日に突如バンドを組んだ女子高生たち。コピーするのはブルーハーツ。ボーカルは韓国からの留学生!本番まであと3日。4人の寄り道だらけの猛練習が始まった!
誰もが抱く青春の記憶がより一層鮮やかに胸に迫る!


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未来への警鐘 原発を問う
監督:オリバー・ストーン
2022年/アメリカ/105
地球が気候変動とエネルギー貧困の課題に直面する今、果たして「原発」は未来への鍵となるのか。
オリバー・ストーンの原子力に対する提案をどう受け取るべきか。
23日は、サエキけんぞう氏のトークショー有・予告無。
1週間限定上映。


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私たちが光と想うすべて
監督:パヤリ・カパーリヤー
出演:カニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバ
2024年/フランス、インド、オランダ、ルクセンブルク/マラヤーラム語、ヒンディー語/118
第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞
ムンバイの病院で働くプラバは既婚だが、夫は外国へ行ったきり音沙汰がない。同僚のアヌは密かにイスラム教徒の恋人がいるが、親からお見合い結婚を迫られている。真面目なプラバと陽気なアヌは、ルームメイトだけれど少し距離がある。住む家を追われて故郷へ帰る友人を見送りに、ふたりは都会の窮屈さから離れ、神秘的な森や洞窟のある海辺の村へと旅に出るが…。
光に満ちた淡い映像美と洗練されたサウンドが、詩的で優しく幻想的な世界へと誘う、世界中から愛される感動作が誕生した。


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逆火
監督:内田英治
出演:北村有起哉、円井わん
2025年/日本/108
映画監督を夢見る助監督の野島の次の仕事は、貧困のヤングケアラーでありながらも成功したARISAの自伝小説の映画化であった。ところが、周辺で話を聞くうちに彼女に“ある疑惑”が浮かび上がる。この女は、悲劇のヒロインか、それとも犯罪者なのか…?
名声を気にする監督、大ごとにしたくないプロデューサーといった撮影を中断したくない面々が、真実を追求する野島に圧力をかけてくる。やがて疑惑の火は、家族をも巻き込み野島の日常が崩れ始める…。
出世のために魂を売るのか?人間の表と裏を炙り出す衝撃のヒューマンサスペンス。
1週間限定上映。


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アフリカン・カンフー・ナチス2
 逆襲のロボトラー
監督:セバスチャン・スタイン、ニンジャマン
出演:ジョージ・アバイエ、ごっちゃんこ
2024年/ガーナ、ドイツ、日本/英語、ドイツ語、日本語、トウィ語/99
第二次世界大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機が亡命先のガーナで世界征服を企み、現地の武道家たちとカンフーで対決する、というとんでもないストーリーが話題になった「アフリカン・カンフー・ナチス」。熱狂的なファンの猛烈な後押しにより、監督自身ですらまったく予期していなかった続編の製作が決定した。
ナチスの科学力が遺憾なく発揮された恐るべき《新兵器》出撃!?世界の命運は、アフリカのカンフーマスターたちに託された!!
1週間限定上映。


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MELT メルト
監督:フィーラ・バーテンス
出演:シャーロット・デ・ブリュイス、ローザ・マーチャント
2023年/ベルギー、オランダ/オランダ語/111
エヴァという13歳の少女を主人公にした本作は、大人になったエヴァが忌まわしい過去を回想する形で物語が展開。ひとりの少女の日常を容赦なく破壊し、ほぼ永遠に人生を狂わせてしまうトラウマとは、いかなる惨劇によってもたらされたのか。
大人になりたいと望んだ時、少女の無邪気さは跡形もなく消えた。
1週間限定上映


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塚本晋也 戦争3部作 連続上映
斬、
監督:塚本晋也
出演:池松壮亮、蒼井優
2018年/日本/80
250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。貧窮して潘を離れ、農村で手伝いをしている浪人の杢之進は、隣人のゆうやその弟・市助たちと、迫り来る時代の変革を感じつつも穏やかに暮らしていた。ある日、剣の達人である澤村が現れ、杢之進の腕を見込んで京都の動乱に参戦しようと誘いをかける。時代の波に翻弄されながらも、人を斬ることに疑問をもつ侍と彼に関わる人々を通して、生と暴力の問題に迫る。観る者の心に刃を突きつける衝撃作。
22日・23日の2日間のみ上映。


2025年8月24日公開

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塚本晋也 戦争3部作 連続上映
野火
監督:塚本晋也
出演:塚本晋也、リリー・フランキー
2014年/日本/87
大岡昇平原作の小説を映画化。第二次世界大戦フィリピン戦線における日本軍の苦しい彷徨いを描く。
24日~26日の3日間のみ上映。


2025年8月27日公開

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塚本晋也 戦争3部作 連続上映
ほかげ
監督:塚本晋也
出演:趣里、森山未來
2023年/日本/95
女は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり…。
戦争を民衆の目線で描き、現代の世に問う祈りの物語。
27日・28日の2日間のみ上映。


2025年8月29日公開

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大統領暗殺裁判 16日間の真実
監督:チュ・チャンミン
出演:チョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョン
2024年/韓国/124
軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るったパク・チョンヒ大統領。そんな彼が側近の中央情報部部長キム・ジェギュによって暗殺された。本作は、このセンセーショナルな事件の裁判と、10.26大統領暗殺から12.12軍事クーデターという韓国近代史の中でも大きな事件に巻き込まれた3人の男を、一部フィクションを交えて史実に基づき描いた作品。
上官の命令に従い暗殺の罪で逮捕された軍人と、彼を救うため立ち上がった弁護士。国の未来をかけた裁判の行方は、次期独裁者を狙う男によって操られていた…。


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パトリックとクジラ 600日の絆
監督:マーク・フレッチャー
出演:パトリック・ダイクストラ、ドローレス(マッコウクジラ)
2022年/オーストリア/英語/72
ウォール街の弁護士から転身し、水中カメラマンとして活躍するパトリック・ダイクストラ。少年時代に博物館でシロナガスクジラのレプリカを見て衝撃を受けて以来、クジラの虜になったパトリックは、世界中を旅し、20年もの間クジラを追いかけてきた。ある日、パトリックは自分と積極的にコミュニケーションを取ろうとするクジラに出会う。「ドローレス」と名付けたそのクジラこそが、知られざるクジラの生態を教えてくれるはずと信じ、パトリックは再びドミニカの海へと向かう…。
息を呑むように美しい海の映像とともにマッコウクジラの魅力を映し出す。


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若尾文子映画祭Side.A
8月29日~9月11日の2週間に渡り、「若尾文子映画祭Side.A」として11作品を上映致します。
Side.Bは後日開催します。
「最高殊勲夫人」 8月29日・30日の2日間上映
1959年/96分
監督:増村保造 出演:若尾文子、川口浩、船越英二
増村×若尾×白坂(脚本)の黄金トリオで描くラブコメディの決定版。
「浮草」 8月29日・30日の2日間上映
1959年/120分
監督:小津安二郎 出演:中村鷹治郎、京マチ子、若尾文子
人間の美しさを溢れる詩情で謳いあげ、人生の真実を描く感動巨編。
「お嬢さん」 8月31日・9月1日の2日間上映
1961年/79分
監督:弓削太郎 出演:若尾文子、川口浩、野添ひとみ
苦労知らず“お嬢さん”の大人の女性への変貌を描くラブコメディ。
「女の勲章」 8月31日・9月1日の2日間上映
1961年/110分
監督:吉村公三郎  出演:京マチ子、若尾文子、叶順子
華やかなファッション業界の裏で繰り広げられるドロ沼バトル。
「からっ風野郎」 9月2日・3日の2日間上映
1960年/96分
監督:増村保造 出演:三島由紀夫、若尾文子、船越英二
三島由紀夫初主演!クールなヤクザを描いた異色の恋愛ドラマ。
「雪之丞変化」 9月2日・3日の2日間上映
1963年/114分
監督:市川崑 出演:長谷川一夫、山本富士子、若尾文子
モダンで斬新、オールスター総出演の絢爛豪華な傑作時代劇。
「死の街を脱れて」 9月4日のみ上映
1952年/94分
監督:小石榮一 出演:水戸光子、若杉紀英子、若尾文子
戦場に取り残された女性の決死の逃避行を描いた、若尾デビュー作。
「その夜は忘れない」 9月4日のみ上映
1962年/96分
監督:吉村公三郎 出演:田宮二郎、若尾文子、川崎敬三
あなたと過ごしたあの夜があれば…感動の純愛ドラマ。
「青空娘」 9月5日・6日の2日間上映
1957年/89分
監督:増村保造 出演:若尾文子、川崎敬三、菅原謙二
逆境に負けない少女の姿を爽やかに描く、女優・若尾文子の原点!
「女は二度生まれる」 9月7日・8日・9日の3日間上映
1961年/99分
監督:川島雄三 出演:若尾文子、フランキー堺、藤巻潤
本能のまま行動する女性が初めて知った、“本当の幸せ”とは。
「衹園囃子」 9月10日・11日の2日間上映
1953年/85分
監督:溝口健二 出演:小暮実千代、若尾文子、河津清三郎
祗園に生きる芸者の喜怒哀楽を描く、巨匠・溝口珠玉の人間ドラマ。


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何も知らない夜
監督:パヤル・カパーリヤー
2021年/フランス、インド/ヒンディー語、ベンガル語/103
第74回カンヌ国際映画祭監督週間出品ルイユ・ドール賞(ベスト・ドキュメンタリー賞)受賞
映画大学の学生寮の片隅にひっそりと置かれた小箱。その中から発見されたのは、学生Lが密かに恋人へ綴った手紙だった。Lの手紙から、叶わぬ愛の背後にある社会的な問題が浮かび上がり、2016年にインドで実際に起った政府への抗議運動や極右政党・ヒンドゥー至上主義者による学生運動への弾圧事件へとつながっていく…。
「私たちが光と想うすべて」のパヤル・カパーリヤー監督、初長編ドキュメンタリー。叶わぬ愛を抱えた恋人たちの物語に誘われ、2016年インドで起きた学生運動の弾圧事件の真実を目撃する。
1週間限定上映


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チェコの老錬金術師ヤン・シュヴァンクマイエルが放つ最新3作品、ついに公開

監督:ヤン・シュヴァンクマイエル
2018年/チェコ・スロバキア/チェコ語/98
チャペック兄弟の有名な戯曲「虫の生活」の第二幕「捕食生物たち」に取り組む、小さな町のアマチュア劇団。遅刻や欠席するメンバーたちのやる気の無さに、コオロギ役兼任の演出家は怒りが収まらない。不穏な空気でリハーサルが進むなか、やがて劇の展開と役者たちの行動が交錯し、ついに舞台に惨劇が訪れる!演劇の中の物語、それを演じる役者たちの素の姿、そして『蟲』のメイキングも同時進行で提示される斬新な3層のメタ構造。そして例によってアニメーション技法も使われ、また本物の虫たちが目を覆いたくなるほど登場!
シュヴァンクマイエルのシュルレアリストとしてのアプローチが極まった集大成的な一作!
29日~31日の3日間のみ上映。


2025年9月1日公開

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チェコの老錬金術師ヤン・シュヴァンクマイエルが放つ最新3作品、ついに公開
錬金炉アタノール
監督:ヤン・ダン、アダム・オルハ
出演:ヤン・シュヴァンクマイエル
2020年/スロバキア・チェコ/英語、チェコ語/117
創作上のパートナーでもあった亡き妻エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーの想い出、長年、製作を支えてきたプロデューサー、ヤロミール・カリスタとの愛憎入り交じる関係、参加しているシュルレアリスト集団の定例会、怪しげな呪物や作品の制作風景、展覧会の準備や講演、そしてスーパーで買い物をする日常の姿など、あらゆる側面が赤裸々に映し出される。彼の全貌を把握する「入門編」とも言える1本。
老境に達したシュヴァンクマイエルの現在と過去を捉えたドキュメンタリー。
1日~3日の3日間のみ上映。


2025年9月4日公開

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チェコの老錬金術師ヤン・シュヴァンクマイエルが放つ最新3作品、ついに公開
クンストカメラ
監督:ヤン・シュヴァンクマイエル
2022年/チェコ/115
チェコの南西部ホルニー・スタニコフにあるお城と旧穀物庫。2時間弱、世界中から集めた絵画や彫像、動物の剥製や貝殻、自身や妻の作ったオブジェなど、一般の価値基準とは無縁の不思議なコレクションがヴィヴァルディの「四季」に乗って、ナレーションもなしに延々と映し出される。シンプルに撮影されたもののように見えて、編集、床やドアの軋む効果音にシュヴァンクマイエル臭が強烈に香る一作。
世界中から集めたコレクションや自身のオブジェが映し出される記録映画。
4日のみ上映。


2025年9月5日公開

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私の見た世界
監督:石田えり
出演:石田えり、大島蓉子、佐野史郎
2025年/日本/69
福田和子…その名前は、昭和と平成をまたいで日本中を騒がせた事件とともに記憶されている。1982年松山ホステス殺人事件の犯人として指名手配された福田は、顔や名前を変えるなどして警察の目を欺き、時効直前の約15年間にわたり逃走を続けた。妻であり母親でもあった彼女の逃走劇とその背景は、当時の日本社会に大きな衝撃を与え、犯罪の恐ろしさだけでなく、人間の弱さや孤独、そして社会の闇を映し出す鏡としても多くのメディアや書籍で紹介されている。想像を超える痛みや孤独、そして恐れに満ちていたようにも思える福田和子の人生。その中で何が彼女を追い詰め、どのようにして彼女自身がその道をえらんだのか。


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石井隆 没後3年 初期傑作4作品特集上映
死んでもいい
監督:石井隆
出演:大竹しのぶ、永瀬正敏
1992年/日本/117
西村望「火の蛾」を原作に映画化。石井監督は本作のテーマについて「女と男の愛のありか(在り所)を三角関係という愛の形の中で探ろうとするものです」とコメント。純愛としての三角関係が招いた悲劇を描く。大竹しのぶが、二人の男から愛される人妻・名美を演じる。
9月5日・6日の2日間上映


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原爆スパイ
監督:スティーブ・ジェームズ
登場人物:テッド(セオドア)・ホール、ジョーン・ホール
2022年/イギリス、アメリカ/101
広島と長崎に原爆が投下された1945年から今年で80年。第二次世界大戦下、「マンハッタン計画」において、<原爆の父>オッペンハイマー博士の下、原子爆弾の研究・開発に最年少の18歳で参加した天才物理学者テッド・ホール。彼は開発に関わる国家機密をソ連へと密かに流していた…。米ソ間で競うように開発され、広島・長崎へと投下された原子爆弾。そして戦後激化していく軍拡競争と冷戦構造…一人の物理学者の大胆な行動が世界をどう変えたのか?「原爆スパイ」の驚くべき人生と、核開発をめぐる大国の思惑を克明に描く衝撃のドキュメンタリー。
1週間限定上映


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美しい夏
監督:ラウラ・ルケッティ
出演:イーレ・ヴィアネッロ、ディーヴァ・カッセル
2023年/イタリア/イタリア語、フランス語/111
1938年、トリノでお針子として洋裁店で働く16歳の少女ジーニアは、画家のモデルとして生計を立てる3つ年上の美しく自由なアメーリアと出会う。アメーリアによって芸術家たちが集う新しい世界への扉を開かれ、ジーニアは大人の階段を上り始める。思春期真っただ中のジーニアと、既に自立した女性としてたくましく生きるアメーリアの2人が、互いの姿に自分の未来/過去を映しながら、徐々に惹かれ合っていく…。
戦争の影が静かに迫る中、対照的な2人を通して、少女が少しずつ大人になっていく過程が、繊細に映し出される。
1週間限定上映


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狂い咲きサンダーロード
監督:石井聰亙
出演:山田辰夫、小島正資
1980年/日本/98
暴走族“魔墓呂死”の特攻隊長・仁は、「市民に愛される暴走族」を目指す同輩や自分たちを取り込もうとする政治結社に反抗を試みた末、遂には右手を切断されてしまう。しかし、どん底に堕ちてなお抗うことをやめない彼は、バトルスーツに身を包み、幻の街サンダーロードで最後の決戦に挑むのだった…。
1週間限定上映


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青春 苦
監督:ワンビン
2024年/フランス、ルクセンブルク、オランダ/226
出稼ぎの若者たちを通して一つの世代の運命を浮かび上がらせる「青春」3部作。第2部は「」。
中国。子供服の街・織里。その縫製工場で繰り広げられる若者たちの物語は、さらにドラマティックになっていく。ユンはミスばかりして仲間に呆れられ、もう働きたくない。ワンシャンは帳簿をなくしてしまい、社長に賃金は払えないと言われる。社長が取引先を殴っているのを見た。別の工場では、社長が全財産を持ち逃げした。苦々しい交渉の日々。若者たちは春節を祝うため、故郷へと帰る。同じ中国人であってさえ、北京や上海などの都市に暮らす人は、全く知らない一つの世代の運命がここに浮かび上がる。
5日~7日の3日間上映。途中休憩有。
「青春」3部作はそれぞれが独立している作品ですので、2部からでも、どれか1作品だけでも、ご覧いただけます。


2025年9月8日公開

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青春 帰
監督:ワンビン
2024年/フランス、ルクセンブルク、オランダ/152
出稼ぎの若者たちを通して一つの世代の運命を浮かび上がらせる「青春」3部作。第3部は「」。
春節の休暇が近づき、織里の縫製工場は閑散としている。わずかに残った労働者たちも帰省する。誰もが故郷で春節を祝うために。休暇中に結婚式を挙げるものがいる。でも、故郷には仕事がない。ミンイェンの故郷の雲南は寒い。家にいても息は白く、手がかじかむ。休暇が終わり、労働者たちはまた工場に戻る。働き場所がなくなったものもいる。少年少女のまだ幼い声が響く。新しく若い世代の出稼ぎが、また工場にやってきたのだ。
同じ中国人であってさえ、北京や上海などの都市に暮らす人は、全く知らない一つの世代の運命がここに浮かび上がる。
8日~11日の4日間上映。
「青春」3部作はそれぞれが独立している作品ですので、3部だけでも、ご覧いただけます。


2025年9月7日公開

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石井隆 没後3年 初期傑作4作品特集上映
ヌードの夜
監督:石井隆
出演:竹中直人、余貴美子
1993年/日本/110
ヤクザを殺した女・名美と、その女に惚れた何でも屋・紅次郎によるハードボイルド・サスペンス。石井隆監督が劇画家時代から描く名美のイメージにそっくりな余貴美子が、監督第2作「月下の蘭」に続き出演。石井監督のデビュー作から出演する竹中直人が、紅次郎(実は村木)を演じる。
9月7日・8日の2日間上映


2025年9月8日公開

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日本最終上映
once ダブリンの街角で
監督:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ
2006年/アイルランド/86
2007年サンダンス映画祭観客賞(ワールドシネマ・ドラマ部門)
2007年アカデミー賞歌曲賞
ジョン・カーニー監督のあの名作がついに日本最終上映!
孤独な男女が音楽で紡いでいく、ハートフルストーリー。
 アイルランド、ダブリンのストリート。淋しさを抱えるストリートミュージシャンの男と、チェコの移民の女が出会い、音楽を通して心を通わせていく。深く重なり合っていくメロディが、孤独だった彼らを強く結びつけていく。
9月8日~11日の4日間上映


2025年9月9日公開

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石井隆 没後3年 初期傑作4作品特集上映
天使のはらわた 赤い閃光
監督:石井隆
出演:川上麻衣子、速水典子
1994年/日本/87
忌まわしい過去に悩まされ、男性恐怖症となった雑誌編集者・名美をヒロインにした、エロティック・サイコミステリー。泥酔しラブホテルのベッドで目が覚めると、隣には見知らぬ男の死体があった…。現実と妄想に翻弄される名美を川上麻衣子、その相手役となるフリーライターの村木役を根津甚八が演じている。
9月9日・10日の2日間上映


2025年9月11日公開

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石井隆 没後3年 初期傑作4作品特集上映
夜がまた来る
監督:石井隆
出演:夏川結衣、根津甚八
1994年/日本/108
ヤクザ組織に潜入した麻薬Gメンの夫が殺され、組織に復讐しようとする未亡人・名美と、その彼女を助けるヤクザの男・村木によるネオ・ノワール作品。ほぼ、ナイトシーン、長回しで展開する、名美と村木の物語の集大成的な作品。
9月11日のみ上映


2025年9月12日公開

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風のマジム
監督:芳賀 薫
出演:伊藤沙莉、染谷将太
原作:原田マハ
2025年/日本/105
「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げ、契約社員から社長になった女性の実話を基に描かれる本作は、平凡に生きてきた主人公・伊波まじむの夢と彼女を支える人々の“真心”の物語。
ひとりの夢が、あたりまえを変えてゆく…。心が晴れ渡る、爽やかで愛おしい物語が誕生した。

 


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グラン・ブルー 完全版4K
監督:リュック・ベッソン
出演:ロザンナ・アークエット、ジャン=マルク・バール、ジャン・レノ
19885年/フランス/フランス語、英語/168
幼い頃に海辺で出会い、潜水の腕を競い合ったジャックとエンゾ。大人になったエンゾは、フリーダイビングの大会にジャックを誘う。勝負に燃える情熱的なエンゾと、イルカと対話し海と心を通わせるように潜る孤高のジャック。ふたりは競い合いながらも互いに影響を与え合う。そしてジャックは彼に想いを寄せるジョアンナとの関係に戸惑いながら、海への憧れと人間世界との狭間で揺れ始める…。ある日、ジャックは人間の限界に迫るような記録を打ち立てる。負けず嫌いのエンゾは、なおもその記録に挑み続けようとして…。
37年の時を経て、深淵のブルーが今4Kで真実になる。
1週間限定上映


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パルテノペ ナポリの宝石
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:セレステ・ダッラ・ポルタ、ステファニア・サンドレッリ
2024年/イタリア、フランス/137
1950年、南イタリア・ナポリで生まれた赤ん坊は、人魚の名でナポリの街を意味する“パルテノペ”と名付けられた。美しく聡明なパルテノペは、兄・ライモンドと深い絆で結ばれていた。年齢と出会いを重ねるにつれ、美しく変貌を遂げてゆくパルテノペ。だが彼女の輝きが増すほど、対照的に兄の孤独は暴かれていく。そしてあの夏、兄は自ら死を選んだ…。彼女に幸せをもたらしていた<美>が、愛する人々に悲劇を招く刃と変わる。それでも人生を歩み続けるパルテノペが果てなき愛と自由の探求の先に辿り着いたのは…。
絶景の南イタリア・ナポリを舞台に描く、珠玉の人生賛歌。


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ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう
監督:平良いずみ
2025年/日本/106
すべては2016年に沖縄県が開いた会見から始まった。「県民45万人に供給する水道の水に化学物質PFASが含まれていた」との発表を受けて、多くの人々の反応は「PFASって何?」というもの。しかし、米国ではすでに、がん、低体重出生…などの健康影響が確認されていた。その深刻さに女性たちは気づいていく。
この映画は、5年に渡り追ってきた“PFAS汚染”についての記録です。
9月14日 平良いずみ監督の舞台挨拶有・予告無。
1週間限定上映

 


2025年9月19日公開

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ザ・ザ・コルダのフェニキア計画
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン
2025年/アメリカ、ドイツ/102
舞台は1950年代、“現代の大独立国フェニキア”。6度の暗殺未遂から生き延びた大富豪ザ・ザ・コルダは、フェニキア全域に及ぶ陸海三つのインフラを整備する大規模プロジェクト「フェニキア計画」の実現を目指していた。そんな中、とある妨害によって赤字が拡大、財政難に陥り、計画が脅かされることに。ザ・ザは離れて暮らす修道女見習いの一人娘リーズルを後継者に指名し、彼女を連れて旅に出る。目的は資金調達と計画推進、そしてリーズルの母の死の真相を追うこと。果たして、プロジェクトは成功するのか?リーズルの母を殺したのは誰か?そして、父と娘は「本当の家族」になれるのか…?
ウェス・アンダーソン監督の最新作にして原点回帰。家族の絆と再生を描くクライム・ファミリー・コメディ誕生!
 


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ふつうの子ども
監督:呉美保
出演:嶋田鉄太、瑠璃、風間俊介、蒼井優
2025年/96
上田唯士(ゆいし)、10才、小学4年生。両親と三人家族、おなかが空いたらごはんを食べる、いたってふつうの男の子。最近、同じクラスの三宅心愛(ここあ) が気になっている。環境問題に高い意識を持ち、大人にも臆せず声を挙げる彼女に近づこうと頑張るが、心愛はクラスの問題児・橋本陽斗(はると)に惹かれている様子。そんな三人が始めた“環境活動”は、思わぬ方向に転がり出して…。
平和なようで“事件”だらけの毎日に体当たりでぶつかる子どもたちのドキドキ・モヤモヤ・ハラハラは大人のそれとも地続きで、いつかの思い出ではなくリアルタイムの現実と重なる。そう、彼らと一緒に出会い直す私たちの世界は、こんなにも明るくて、スリリングで、ドラマティック!


2025年9月26日公開

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THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE
監督:オダギリジョー
出演:オダギリジョー、池松壮亮、麻生久美子
2025年/日本/98
2021年にオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には優秀な警察犬に見えている)。しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定に、ドラマ化発表時から話題を呼んだ伝説のドラマ。その伝説のドラマが、オダギリジョー脚本・監督・編集・出演「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」として、満を持してスクリーンに登場!
映画版のオリバーで描かれるのは、開けてはいけないドアの先に見たこともない不思議な世界が広がっている、前代未聞のダーク・ファンタジー。一平とオリバーが立ち向かう新たな事件とは?この秋、笑いとシリアスやシニカル、そして不条理がスクリーンから襲い続けてくる、新たなオリバーの世界が幕を開ける。
前売券1600円を販売中 特典ステッカー


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テレビの中に入りたい
監督:ジェーン・シェーンブルン
出演:ジャスティス・スミス、ジャック・ヘヴン
2024年/アメリカ/英語/100
孤独なティーンエイジャーのオーウェンとマディにとって、謎めいた夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は、生きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯一の居場所だった。2人はこの番組に夢中になり、次第に番組の登場人物と自分たちを重ねるようになっていく。しかしある日マディは去り、オーウェンは一人取り残される。自分はいったい何者なのか?知りたい気持ちとそれを知ることの怖さとのはざまで、身動きができないまま、時間だけが過ぎていく…。
「女の子より、男の子より、テレビが好き」 テレビに夢中になっていたあの頃、家でもなく、学校でもなく、テレビの中で“本当の自分”に出会う。


2025年11月7日公開

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旅と日々
監督:三宅唱
出演:シム・ウンギョン、河合優実、高田万作
2025年/日本/89
第78回ロカルノ国際映画祭金豹賞(最高賞)、ヤング審査員賞受賞
眩しい夏の海。ビーチの似合わない男が、陰のある女に出会い、ただ時を過ごす…。脚本家の李は行き詰まりを感じ、旅に出る。冬、李は雪の重みで今にも屋根が落ちてしまいそうなおんぼろ宿で、ものぐさな宿主、べん造と出会う。暖房もなく、布団も自分で敷く始末…。
旅先でのささやかな出会いが、ほんのちょっと、それでも確かに人生を変えるかもしれない。誰しもの人生に寄り添うような、あたたかく優しい視線が観る者の心をそっと包み込む。


 

 

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