シネマ・クレールで今後、上映予定の作品です。ご期待ください!
上映中
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■ボディビルダー 監督:イライジャ・バイナム 出演:ジョナサン・メジャース、ヘイリー・ベネット 2023年/アメリカ/英語/123分 アメリカの片田舎で病気の祖父を介護しながら暮らす青年キリアン・マドックス。低収入で友人も恋人もおらず孤独な毎日を送っているが、彼には揺るぎない〈夢〉があった。一流ボディビルダーになり、その鍛え上げた肉体で雑誌の表紙を飾ることだ。すべてを捧げ苛酷なトレーニングと食事制限に打ち込むが、身体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立が彼の精神を蝕んでいく。そしてある事件を機に、純粋な夢は狂気へと変貌する…。 「ナイトクローラー」の製作陣が冷酷な現代社会と暴走する承認欲求に鋭く切り込み、禁断なる“極限”の先へと突き進む! 上映は29日まで
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■MIRRORLIAR FILMS Season8 ミラーライアーフィルムズとは、2020年より始動したメジャーとインディーズを超えた多彩なクリエイターによる短編映画制作プロジェクト。今回の舞台は岡山県。岡山県出身のMEGUMIがプロデューサーとして参加、そして松田美由紀が監督として参加。全6作品の短編映画をお届けします。 「ALI」 監督:アドナン・アル・ラジーヴ キャスト:アル・アミン、インドラニ・ショ 「カラノウツワ」 監督:松田美由紀 キャスト:原田美枝子、佐藤緋美 「ラの♯に恋をして」 監督:廣田耕平 キャスト:北浦愛、小松勇司 「愛骨」 監督:節田朋一郎 キャスト:根津茂尚、安川まり 「CUT!」 監督:安藤春 キャスト:イアン・レヴィック、ラナ・ジェリッサ 「The Breath the Blue Whale」 監督:佐渡恵理 キャスト:濱尾ノリタカ、NANAMI KEYES 上映は29日まで
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■モディリアーニ! 監督:ジョニー・デップ 出演:リッカルド・スカマルチョ、アントニア・デスプラ 2024年/イギリス、ハンガリー/英語、フランス語、イタリア語/108分 1916年、戦火のパリ。才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった、酒と混乱の日々を送る芸術家モディリアーニ。キャリアを捨て、この街を去ろうとしたその時、仲間とミューズの存在が彼を引き止める。人生を変える運命とも言うべき“狂気と情熱の3日間”が始まる。その先に待つのは、破滅か、それとも再生か…。画家や彫刻家としてフランス・パリで活動していたが、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより若干35歳で亡くなったイタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニの濃厚な人生の日々を描いた本作。芸術と破滅、愛と再生が交錯する、魂のドラマがスクリーンに甦る。 30年ぶりに監督に復帰したジョニー・デップ。彼が描いたのは、芸術家モディリアーニの情熱的な3日間。 上映は29日まで
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■殺し屋のプロット 監督:マイケル・キートン 出演:マイケル・キートン、ジェームズ・マースデン 2023年/アメリカ/英語/115分 博士号を有するという異色の経歴を持つ凄腕の殺し屋ジョン・ノックス。ある日予期せぬ事態が降りかかる。急速に記憶を失う病だと診断され、残された時間は、あと数週間というのだ。やむなく引退を決意したノックスの前に、疎遠だった一人息子のマイルズが現れ、人を殺した罪をプロである父の手で隠蔽してほしいと涙ながらに訴える。刻々と記憶が消えていく中、ノックスは息子のために人生最期の完全犯罪に挑む…。
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■白の花実 監督:坂本悠花里 出演:美絽、池端杏慈、蒼戸虹子 2025年/日本/110分 周囲に馴染めず、転校を繰り返す杏菜が、新たな寄宿学校で出会ったのは、美しく完璧な少女・莉花。しかし、莉花は突然、屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。残されたのは一冊の《日記》。ページをめくるたび、莉花の苦悩や怒り、痛み…、そして、言葉にできなかった“ある秘密”が浮かび上がる。その秘密に触れた杏菜の心は揺さぶられ、少女たちは初めて“自分”と向き合い始める。 これまでの少女映画が触れなかった、“死の向こう側”へ…。 かつて観たことのない奇妙で美しい“ファントム・ファンタジー”、誕生。
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■世界一不運なお針子の人生最悪な1日 監督:フリディ・マクドナルド 出演:イヴ・コノリー、カルム・ワーシー 2024年/アメリカ、スイス/英語/100分 スイスの山中にある小さな町でお針子をしているバーバラは、唯一の肉親だった母を亡くし、譲り受けた“喋る刺繍”のお店は倒産寸前。ある日、麻薬取引の現場に遭遇する。売人の男たちは血まみれで倒れ、道には破れた白い粉入りの紙袋、拳銃そして大金の入ったトランク。〈完全犯罪(横取り)〉、〈通報〉、〈見て見ぬふり〉の運命の三択がバーバラの頭をよぎる。果てして、お店を守るために彼女が選ぶ未来とは? 世界初の“お裁縫クライムサスペンス”登場!
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2026年1月30日公開
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■ぼくの名前はラワン 監督:エドワード・ラブレース 出演:ラワン・ハマダミン 2022年/イギリス/クルド語、英語、イギリス手話(BSL)/90分 生まれつき耳が聞こえない〈ろう者〉でクルド人の少年ラワン。イラクでの生活にラワンの将来を案じた両親は、イギリスへ亡命することを決意。難民キャンプで1年を過ごした後、ある支援者の尽力で一家はイギリスに入国。ラワンはダービーにある王立ダービーろう学校に入学することに。生まれて初めて手話を学んだラワンは、先生や友達とコミュニケーションを取ることで、周囲が驚くような成長を遂げていく。そんな中、ラワン一家は突然、イギリス政府から国外退去を命じられるのだった…。 心に傷を負ったろう者の少年が、新天地での出会いと学びによって自分らしさを獲得していく過程を、ダイナミックで抒情的な映像と音楽で描写。そこに宿る圧倒的な没入感と心揺さぶる物語は世界中で絶賛された。
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■アニタ 反逆の女神 監督:アレクシス・ブルーム、スヴェトラーナ・ジル 出演:アニタ・パレンバーグ、キース・リチャーズ 2024年/アメリカ/英語、フランス語、ドイツ語/113分 「ローリング・ストーンズの女」アニタ・パレンバーグ。始まりはブライアン・ジョーンズとの恋、ブライアン没後はキース・リチャーズと運命的な絆を結び3人の子をもうける。映画で共演したミック・ジャガーをも虜にしてしまう魔性の女。しかし、彼女は単なる彼らの「女」ではない。創造の源となり、ファッションを一変させ、音楽そのものにかかわり、誰の影にもならず自分を生きた。 スカーレット・ヨハンソンの声で蘇る、反逆の女神。 1週間限定上映
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■ジャグラー ニューヨーク25時 監督:ロバート・バトラー 出演:ジェームズ・フローリン、クリフ・ゴーマン 1980年/アメリカ/101分 70年代の終わり。まだ危険で猥雑だった頃のニューヨーク。それはいつもと変わらない平凡な朝の風景のはずだった。シングルファーザーの元警官ボイドは、学校に送る途中の娘キャシーを、富豪の娘と人違いしたサイコな誘拐犯に連れ去られてしまった。警察はアテにならないばかりか、ボイドに恨みを持つ元同僚のイカれた巡査部長バーンズからは逆に追われるハメになる。都会に生きる様々な人々が入り乱れ、ノンストップの奪還劇が始まった! 全編ニューヨークロケで撮影された、CGとは無縁の、生身の人間による迫真のアクションシーンは、映画本来の愉しさに満ち、誰もが血沸き肉躍ること間違いなし!
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■グッドワン 監督:インディア・ドナルドソン 出演:リリー・コリアス、ジェームズ・レグロス 2024年/アメリカ/英語/89分 17歳の少女サムは、父クリスと彼の旧友マットとともに、2泊3日のキャンプに出かける。二人の男たちは、旅路の間、長年のわだかまりをぶつけ合いながらも、ゆるやかにじゃれ合う。年齢以上に聡明なサムは、彼らの小競り合いに半ば呆れつつも、聞き役、世話役を全面的に引き受ける。しかし、男たちの行動によってサムの“大人への信頼”が裏切られたとき、サムと父は“親子の絆が揺らぐ瞬間”を迎えることになる。 誰もが経験した「大人もまた不完全な存在だ」と気づく瞬間を鮮烈に描く。
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2026年2月6日公開
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■喝采 監督:マイケル・クリストファー 出演:ジェシカ・ラング、キャシー・ベイツ 2024年/アメリカ/英語/110分 ブロードウェイの第一線で活躍してきた伝説の大女優リリアン・ホールは、チェーホフの戯曲「桜の園」の公演を間近に控えていた。ところが稽古中に突然言葉を失うアクシデントに見舞われたリリアンは、医師から認知症を患っていることを告げられてしまう。それは引退勧告に等しいあまりにも残酷な現実だった。人生のすべてを舞台に捧げてきた彼女は、病気の事実を胸の奥底に押しとどめ、「桜の園」をやり遂げる決意をする。はたして誇り高き大女優は、キャリアのフィナーレを飾る舞台に立つことができるのだろうか…。 実話を基に、生きる悦びを圧倒的な力で伝える、人生賛歌の感動作!
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■チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン 監督:ロン・ワイズナー、チャック・サイモン、リチャード・フース 出演:チャック・ベリー、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ 2020年/アメリカ/英語/55分 ロックンロールの創始者で、人種や世代の壁を越え、後続のアーティストと文化・社会に圧倒的な影響を及ぼしたチャック・ベリーへのトリビュートとして、PBS(アメリカの公共放送)のために制作されたドキュメンタリー。本作は、チャック・ベリーの代表曲を、彼自身はもちろん、彼から絶大な影響を受けたロック・レジェンドたちが演奏する貴重な映像を集めたもの。それらは、アーティストやその遺族からの許可を得て収集され、多くがダジタルリマスターされた。 1週間限定上映
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■はだしのゲンはまだ怒っている 監督:込山正徳 出演:中沢ミサヨ、神田香織 2025年/日本/90分 一作の漫画が、なぜ、いまなお私たちを熱くするのか? 本作は不朽の反戦漫画の誕生から現在を見つめ、私たちが生きているこの世界に溢れる、怒りや悲しみ、そして優しさを映し出していきます。 1週間限定上映
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■落下の王国 監督:ターセム 出演:リー・ベイス、カティンカ・アンタルー 2006年/アメリカ/120分 大好評につきアンコール上映決定!! 「落下の王国」が誘う、幻想世界の物語。視覚の旅、その 極致へ…。 撮影期間4年、13の世界遺産、24ヶ国以上のロケーション。万華鏡を覗くような《映像美》、魂に響く《物語》の力。 君にささげる、世界にたったひとつの作り話。
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■CROSSING 心の交差点 監督:レヴァン・アキン 出演:ムジア・アラブリ、ルーカス・カンカヴァ 2024年/スウェーデン、デンマーク、フランス、トルコ、ジョージア/ジョージア語、トルコ語、英語/106分 第74回ベルリン国際映画祭テディ賞審査員特別賞受賞 ジョージアに暮らす元教師のリアは、行方不明になったトランスジェンダーの姪、テクラを探すため、テクラを知るという青年アチとともに、トルコ・イスタンブールへと旅立つ。しかし行方をくらませたテクラを見つけ出すのは想像以上に困難だった。 出会いと別れが交錯する街、イスタンブール。言葉も世代も文化も越えて、心が重なり合う。 詩的な映像美と深い余韻が胸に残るロードムービー。
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■マルドロール/腐敗 監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ 出演:アントニー・バジョン、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ 2024年/ベルギー、フランス/フランス語/155分 1995年、ベルギー。少女2名の失踪事件が発生。若手憲兵隊ポールは、危険な小児性愛者を監視する秘密部隊「マルドロール」に配属される。しかし作戦は失敗し、腐敗した警察組織の闇に直面したポールは、事件解決のため我を失い暴走していく。 1週間限定上映。 8日は休映。
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2026年2月13日公開
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■ツーリストファミリー 監督:アビシャン・ジーヴィント 出演:シャシクマール、シムラン 2025年/インド/タミル語/127分 夜に紛れてスリランカからインドに密入国した一家。夫のダース、妻のワサンティ、2人の息子ニドゥとムッリの4人だ。スリランカでの貧困から抜け出すため非合法な難民となった彼らは、ワサンティの兄の助けで、なんとか州都チェンナイに居を定める。身分を偽り、言葉で素性がバレない様に近所との接触を控えて、新天地での生活を始めた4人。しかし、素朴で人懐っこい彼らは、職を探し、狭い町内で様々な出来事に巻き込まれながら、次第に周囲の人々との交流が生まれていく。そんな中、テロ事件を追った警察の疑いの目が彼らに向けられる。容疑者として追い詰められた彼らと町の人々が最後に起こした奇跡とは?
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■ブゴニア 監督:ヨルゴス・ランティモス 出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス 2025年/アイルランド、イギリス、カナダ、韓国、アメリカ/118分 人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェルが誘拐された。犯人は、陰謀論に心酔するテディとドンの2人組。ミシェルを、地球を侵略しにきた宇宙人だと信じてやまない彼らの要求はただ一つ。「地球から手を引け」。彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速していき…。 痛快で前代未聞の誘拐サスペンス!!
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映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界 ■赤い風船 監督:アルベール・ラモリス 出演:パスカル・ラモリス、サビーヌ・ラモリス 1956年/フランス/フランス語/35分 ある朝、少年パスカルは学校に行く途中で、ふわりと宙に浮かぶ赤い風船を見つける。風船と友達になったパスカル。いじめっ子たちが、風船を我がものにしようと追いかけてくる。パスカルは風船とパリの街を逃げ回る… ■白い馬 監督:アルベール・ラモリス 出演:アラン・エムリー、パスカル・ラモリス 1953年/フランス/フランス語/40分 南仏カマルグ地方に、白く美しい荒馬をリーダーにした野生馬の一群がいた。“白いたてがみ”と呼ばれる馬の存在は噂となり、牧童たちは野生馬を捕獲し始める。漁師の少年フォルコは、馬をなんとしても守ろうとするが…。 「赤い風船」と「白い馬」の2本立て上映 1週間限定上映
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2026年2月20日公開
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映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界 ■フィフィ大空をゆく 監督:アルベール・ラモリス 出演:フィリップ・アブロン 1965年/フランス/フランス語/78分 人間がもし鳥のように自分の羽で空を飛べたなら…。神話のイカロスの夢を再現。監督が12年間もアイデアを温めて政策下夢とユーモア溢れるロマンティック・ファンタジー。 2月20日・21日の2日間上映。 ■素晴らしい風船旅行 監督:アルベール・ラモリス 出演:パスカル・ラモリス、アンドレ・ジル 1960年/フランス/フランス語/84分 ヘリコプターに耐震装置をつけた「ヘリヴィジョン」を使用して撮影。パリをはじめ、フランス全土の風景を気球に乗った人の視点で楽しめる。助監督にジャック・ドゥミが参加。 2月22日~24日の3日間上映。 ■小さなロバ、ビム 監督:アルベール・ラモリス 1951年/フランス/フランス語/55分 北アフリカ、チュニジアのジェルバ島で撮影。当初、商業主義が薄いと却下されたが、詩人ジャック・プレヴェールに再発見され、ナレーションを追加し公開された。ロバと少年たちが愛らしく輝く、隠れた傑作。 2月25日・26日の2日間上映。
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■災 劇場版 監督:関友太郎、平瀬謙太朗 出演:香川照之、中村アン 2026年/日本/128分 家族や進路に悩む女子高生、ある過去を抱えた運送業の男、冴えないショッピングモールの清掃員と理容師、負債を抱えた旅館の支配人、平凡な主婦。ある日、彼らのささやかな日常が、なんの前触れもなく不可解な“災い”に襲われる。警察にはすべて自殺や事故として処理されるが、何かがおかしい。刑事の堂本だけが妙な気配を感じ取り、災いの真相に迫っていく。一方でその災いの周辺には、いつもある「男」が紛れ込んでいた…。 あなたの常識を覆すサイコ・サスペンス。
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■ダウントン・アビー グランドフィナーレ 監督:サイモン・カーティス 出演:ヒュー・ボネヴィル、ローラ・カーマイケル 2025年/イギリス/124分 1930年、ロンドン。クローリー家とダウントン・アビーの使用人たちは、きらびやかな夏の社交シーズンを迎えていた。しかし、長女メアリー離婚のスキャンダルが報じられ、一家の名声を脅かす。社交界から締め出されたメアリーの前に現れたのは、ニューヨーク出身の財務アドバイザー:サムブルック。ところが…。 変わりゆく時代に、揺らぐ階級社会。世代を繋ぐバトン。未来を見据えた、誇り高き彼らの最後の決断に熱い涙が止まらない!
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2026年2月27日公開
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■マーズエクスプレス 監督:ジェレミー・ペラン 2023年/フランス/89分 ときは23世紀、西暦2200年。地球での仕事を終え、活動拠点である火星に戻ってきた私立探偵アリーヌ。「行方不明になっている大学生の娘を探してほしい」という男の依頼を受けてアンドロイドの相棒カルロスと共に捜索を開始する。調査の過程で火星の首都ノクティスの暗部に足を踏み入れていく二人を待ち受けていたのは、腐敗した街の裏側、強大な権力を持つ企業の陰謀、そして人間とロボットが共存する社会の根幹を揺るがす事態だった。
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■旅の終わりのたからもの 監督:ユリア・フォン・ハインツ 出演:レナ・ダナム、スティーヴン・フライ 2024年/ドイツ、フランス/英語、ポーランド語/112分 民主国家としての土台を築いていた激動の時代である1991年のポーランドを舞台に、ニューヨークで生まれ育った娘と、約50年ぶりに祖国に戻った父が繰り広げる異色のロードムービーが完成した。家族の歴史を辿ろうと躍起になる神経質な娘と、娘が綿密に練った計画をぶち壊していく奔放な父。かみ合わないままの二人がアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れた時、家族の痛ましい記憶が初めて語られる。 父は娘を悲しみに巻き込むことが怖かった。娘は父の苦しみを白日のもとにさらす勇気がなかった。そんな思いやりが、真の愛を遠ざけることがある。ちぐはぐで痛くて、笑いながら泣きたくなる旅のおわりに、二人が見つけた“たからもの”とは…?
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■よみがえる声 監督:朴壽南、朴麻衣 2025年/日本、韓国/日本語、英語、韓国語/148分 90歳を迎える映画作家・朴壽南と娘の朴麻衣が共同監督。歴史に埋もれる声なき者たちの物語を刻銘に記録したドキュメンタリー。 時代の波に飲み込まれた記憶や歴史的事実を丹念に掘り起こし、多くの人々が見過ごしてきた真実に光を当てる。それは単なる過去の記録ではなく、私たちがいま直面する課題とも深く結びついている。 1週間限定上映 3月1日は、鄭幸子(チョン・ヘンジャ)岡山大学教授、グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)さんのトークショー有・予告無
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2026年3月6日公開
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■たしかにあった幻 監督:河瀬直美 出演:ヴィッキー・クリープス、寛一郎 目に見える形がなくなっても、別の誰かの体や記憶の中で生き続ける命。生かされ、遺された者にできるのは、それが確かに存在した証を記憶し続けること。暗闇に目をこらし、大地の囁きに耳をすませば、今はもう会えなくなった彼らがいつでもあなたのそばにいる。 「死」が終わりではないという気づきの先に、移植医療が人の命を繋いでゆき、「生」の意味を問いかける。 “愛のかたち”と“命のつながり”をモチーフに、失踪と心臓移植の現実を重ねて描く、時を超えて運命が交差する珠玉の人間ドラマ。
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■ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生 監督:中嶋梓 世界を驚嘆させた天才ピアニスト スタニスラフ・ブーニン。 長い沈黙を経てたどり着いた景色とは… 2025年12月サントリーホール公演を完全収録!! 極上の音色がスクリーンへと刻まれる。
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2026年3月13日公開
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NOROSHIレーベル第1弾 ■センチメンタル・バリュー 監督:ヨアキム・トリアー 出演:レナーテ・レインスヴェ、ステラン・スカルスガルド 2025年/ノルウェー/133分 第78回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞 オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家庭を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演をノーラに依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱり拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェルが抜擢。さらに撮影現場がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく…。 あまりに不器用でこじれた父娘に共感し、たどり着く結末に世界が唸った家族ドラマの到達点。きっとあなたの“代えがたい”1本になる。
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■こんな事があった 監督:松井良彦 出演:前田旺志郎、窪塚愛流、井浦新 2025年/日本/130分 2021年、夏、福島。17歳のアキラは、母親を原発事故の被曝で亡くし、原発職員だった父親は罪の意識に苛まれ除染作業員として働きに出、家族はバラバラに。拠りどころを失ったアキラを心配する友人の真一も、深い孤独を抱えていた。ある日、アキラはサーフショップを営む小池夫婦と店員のユウジに出会い、閉ざしていた心を徐々に開いていく。しかし、癒えることのない傷痕が、彼らを静かに蝕んでいく…。 今の日本に問う、社会への痛烈な怒りと切なる祈りの物語。 1週間限定上映
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2026年3月20日公開
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■悪魔のいけにえ 監督:トビー・フーパー 出演:マリリン・バーンズ、アレン・ダンジガー 1974年/アメリカ/83分 ホラー映画の最高傑作とされる「悪魔のいけにえ」。1975年、日本の観客はスクリーンに映し出された生々しい狂気に凍りついた。理屈も情けも通用しない暴力、耳を裂くチェーンソーの絶叫。それは「恐怖」という感情の原液を、観る者の脳髄に直接叩きつけるような体験だった。旅行中の若者たちがテキサスの片田舎でふと立ち寄った一軒家で出会った殺人鬼一家。“実際に起きた事件”を基に描かれる惨劇。トビー・フーパーは、世界中の映画ファンに「決して逃れられない絶望」というトラウマを焼き付けた。 日本公開50周年を記念し、ホラー映画史上最も重要な作品が、鮮烈にスクリーンに甦る。
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2026年3月27日公開
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■死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ 監督:キリル・セレブレンニコフ 出演:アウグスト・ディール、マックス・ブレットシュナイダー 2025年/フランス、ドイツ/ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語/135分 第2次世界大戦中、アウシュヴィッツ収容所には、“死の天使”と呼ばれた医師がいた。彼の名はヨーゼフ・メンゲレ。人類学者でもあったメンゲレは優生学に取り憑かれ、子ども、特に双子たちに想像を絶する実験を重ね、ナチスによって「非社会的」分子とみなされた人々を選別し、不要とみなした人間を次々にガス室へ送り込んだ。本作はメンゲレの潜伏生活に焦点をあて、息子との対話、モサドによる追跡を交錯させながら、ナチズムに支配された男の狂気を冷徹に浮かび上がらせる。 戦争によって魂を破壊された人間の内面では、一体何が起るのか?〈悪の本質〉と戦争責任を鋭く問いかける衝撃作。
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■Dr.カキゾエ 歩く処方箋 みちのく潮風トレイルを往く 監督:野澤和之 出演:垣添忠生、みちのく潮風トレイルで出会った人々 2024年/日本/120分 がんの専門家である垣添忠生医師が、青森県八戸市から福島県相馬市までのみちのく潮風トレイル1025キロを歩くロードムービー。歩くことで、がんサバイバーの支援と東日本大震災の被災者の心の傷に少しでも寄り添いたいという思いから、82歳になるドクターカキゾエは、歩く決心をしました。歩くとさまざまな人々との出会いが生まれます。ドクターカキゾエは、歩きながら思索を重ね、確信したことがあります。「がんでも、震災でも、人は逆境にたたされても、必ず復活する力を持っている。」復活する人の強さとは何か?映画は、静かにその答えを示唆してくれます。 1週間限定上映 3月28日は、垣添先生、野澤監督のトークショー開催・予告無。
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2026年4月3日公開
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■そして彼女たちは 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 出演:バベット・ヴェルベーク、エルザ・ウーベン 2025年/ベルギー、フランス/104分 第78回カンヌ国際映画祭脚本賞&エキュメニカル審査員賞W受賞 若くして妊娠した女性を支援する施設で共に暮らす5人の少女。彼女たちは頼る人を持たず、家族との関係、貧困など、さまざまな問題を抱えている。「ひとりじゃ育てられない」「嬉しいと思いたいのに」…戸惑い、悩み、なるべき家族像を見出せないまま、母になる少女たち。押し寄せる孤独感に飲み込まれそうになっても、時に誰かに寄り添われながら、それぞれが歩むべき道を選び取っていく…。自分たちなりの「愛」を選択していく少女たちの真っすぐな瞳から目が離せない、希望に満ち溢れた傑作がついに日本上陸!
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