シネマ・クレールで今後、上映予定の作品です。ご期待ください!
上映中
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■ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 監督:ウェス・アンダーソン 出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン 2025年/アメリカ、ドイツ/102分 舞台は1950年代、“現代の大独立国フェニキア”。6度の暗殺未遂から生き延びた大富豪ザ・ザ・コルダは、フェニキア全域に及ぶ陸海三つのインフラを整備する大規模プロジェクト「フェニキア計画」の実現を目指していた。そんな中、とある妨害によって赤字が拡大、財政難に陥り、計画が脅かされることに。ザ・ザは離れて暮らす修道女見習いの一人娘リーズルを後継者に指名し、彼女を連れて旅に出る。目的は資金調達と計画推進、そしてリーズルの母の死の真相を追うこと。果たして、プロジェクトは成功するのか?リーズルの母を殺したのは誰か?そして、父と娘は「本当の家族」になれるのか…? ウェス・アンダーソン監督の最新作にして原点回帰。家族の絆と再生を描くクライム・ファミリー・コメディ誕生!
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■THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE 監督:オダギリジョー 出演:オダギリジョー、池松壮亮、麻生久美子 2025年/日本/98分 2021年にオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には優秀な警察犬に見えている)。しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定に、ドラマ化発表時から話題を呼んだ伝説のドラマ。その伝説のドラマが、オダギリジョー脚本・監督・編集・出演「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」として、満を持してスクリーンに登場! 映画版のオリバーで描かれるのは、開けてはいけないドアの先に見たこともない不思議な世界が広がっている、前代未聞のダーク・ファンタジー。一平とオリバーが立ち向かう新たな事件とは?この秋、笑いとシリアスやシニカル、そして不条理がスクリーンから襲い続けてくる、新たなオリバーの世界が幕を開ける。
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■テレビの中に入りたい 監督:ジェーン・シェーンブルン 出演:ジャスティス・スミス、ジャック・ヘヴン 2024年/アメリカ/英語/100分 孤独なティーンエイジャーのオーウェンとマディにとって、謎めいた夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は、生きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯一の居場所だった。2人はこの番組に夢中になり、次第に番組の登場人物と自分たちを重ねるようになっていく。しかしある日マディは去り、オーウェンは一人取り残される。自分はいったい何者なのか?知りたい気持ちとそれを知ることの怖さとのはざまで、身動きができないまま、時間だけが過ぎていく…。 「女の子より、男の子より、テレビが好き」 テレビに夢中になっていたあの頃、家でもなく、学校でもなく、テレビの中で“本当の自分”に出会う。
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■入国審査 監督:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス 出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ 2023年/スペイン/スペイン語、英語、カタルーニャ語/77分 移住のために、バルセロナからニューヨークへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める。 なにが真実で、どれが嘘?答えひとつに、人生が左右される…。リアリティMAXの深層心理サスペンス!
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■ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男 監督:ジョー・スティーヴンソン 出演:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、エミリー・ワトソン 2024年/イギリス/英語/112分 音楽史にとどまらず、世界の文化史に大きく足跡を残すビートルズ。実はひとりの実業家かつ敏腕マネージャーの尽力によって大きく成功を勝ち得ていた。その名は、ブライアン・エプスタイン。果たして、そこにはどんな成功のプロセスがあり、胸を打つドラマが隠されていたのか。 今も衰えぬ人気バンドの知られざる内幕を描いた感動の実話。
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2025年10月10日公開
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■揺さぶられる正義 監督:上田大輔 2025年/日本/129分 無実の人を救う弁護士を志すも、刑事司法の現実に絶望し、企業内弁護士として関西テレビに入社した上田大輔。しかし、一度は背を向けた刑事司法の問題に向き合おうと記者になった。上田が記者1年目から取材を始めた「揺さぶられっ子症候群(SBS)」。2010年代、赤ちゃんを揺さぶって虐待したと疑われ、親などが逮捕・起訴される事件が相次ぎ、マスコミも報じてきた。SBSは子ども虐待対応のための厚労省のマニュアルや診断ガイドにも掲載され、幼き命を守るという強い使命感を持って診断にあたる医師たち。その一方で、刑事弁護人と法学研究者たちによる「SBS検証プロジェクト」が立ち上がった。チームは無実を訴える被告と家族たちに寄り添い、事故や病気の可能性を徹底的に調べていく。虐待をなくす正義と冤罪をなくす正義が激しく衝突し合っていた。やがて、無罪判決が続出する前代未聞の事態が巻き起こっていく。
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大好評につきアンコール上映決定! ■蔵のある街 監督:平松恵美子 出演:山時聡真、中島瑠菜、堀家一希、高橋大輔、前野朋哉、ミズモトカナコ、MEGUMI 2025年/日本/103分 「約束じゃ。この街に、でっかくて綺麗な花火を上げちゃる」自閉症の青年と、夢をあきらめかけている同級生を励まそうと、とっさに口から出た約束。その言葉が、街に思いがけない波紋を呼び起こす…! 倉敷・岡山出身者が本作のために集合した感動作。
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■若尾文子映画祭Side.B 10月10日~10月23日の2週間に渡り、「若尾文子映画祭Side.B」として、“運命の女”を演じた代表作14作品を上映致します。 ◆「婚期」 10月10日・11日の2日間上映 1961年/98分 監督:吉村公三郎 出演:京マチ子、若尾文子、野添ひとみ 本音大爆発!結婚に人生の夢を託す女性の心理を描く傑作コメディ。 ◆「女系家族」 10月10日・11日の2日間上映 1963年/111分 監督:三隅研次 出演:京マチ子、若尾文子、田宮二郎 男の想像を絶する、女心に渦巻く嫉妬と欲望、残酷さを描く文芸大作。 ◆「妻は告白する」 10月12日・13日の2日間上映 1961年/92分 監督:増村保造 出演:若尾文子、川口浩、小沢栄太郎 私が愛するのはあなたひとり…女性の心理を鋭く抉る、衝撃の傑作! ◆「清作の妻」 10月12日・13日の2日間上映 1965年/94分 監督:増村保造 出演:若尾文子、田村高廣、早川雄三 あなたなしでは生きられない…戦争に立ち向かう孤高の妻 ◆「刺青」 10月14日のみ上映 1966年/86分 監督:増村保造 出演:若尾文子、長谷川明男、山本学 次々と魂を吸われる男たち…若尾の悪の魅力が炸裂する必見の傑作。 ◆「夜の素顔」 10月14日のみ上映 1958年/121分 監督:吉村公三郎 出演:京マチ子、若尾文子、根上淳 師匠と弟子、女同士の濃密で緊張感あふれる関係を描く人間ドラマ。 ◆「赤い天使」 10月15日のみ上映 1966年/95分 監督:増村保造 出演:若尾文子、芦田伸介、川津祐介 女は白衣の天使か?娼婦か?生死渦巻く地の果てにある真実の愛。 ◆「越前竹人形」 10月15日のみ上映 1963年/102分 監督:吉村公三郎 出演:若尾文子、山下洵一郎、中村玉緒 愛を成就できない夫婦の悲劇を情感豊かに描く官能的な恋愛ドラマ。 ◆「傷だらけの山河」 10月16日のみ上映 1964年/152分 監督:山本薩夫 出演:山村聰、若尾文子、船越英二 事業欲の鬼の行きつく果ては…壮大な社会派ドラマの傑作。 ◆「しとやかな獣」 10月17日・18日2日間上映 1962年/96分 監督:川島雄三 出演:若尾文子、船越英二、浜田ゆう子 金と欲にまみれる悪人たちの攻防を描く衝撃のブラック・コメディ。 ◆「卍」 10月19日・20日の2日間上映 1964年/90分 監督:増村保造 出演:若尾文子、岸田今日子、船越英二 女たちの甘く危険な関係…谷崎文学の濃厚な耽美の世界を描く傑作。 ◆「赤線地帯」 10月21日のみ上映 1956年/85分 監督:溝口健二 出演:京マチ子、若尾文子、小暮実千代 自身を“売る”女たちを描く、豪華女優陣の共演による傑作群像劇。 ◆「雁の寺」 10月22日のみ上映 1962年/98分 監督:川島雄三 出演:若尾文子、三島雅夫、木村功 匂い立つような妖しく美しい若尾の魅力が炸裂する異色の文芸作。 ◆「夫が見た」 10月23日のみ上映 1964年/92分 監督:増村保造三 出演:若尾文子、田宮二郎、川崎敬三 愛とはすべてを棄てること…若尾の妖艶な魅力が炸裂する衝撃作。
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2025年10月17日公開
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■ミシェル・ルグラン世界を変えた映画音楽家 監督:デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス 出演:ミシェル・ルグラン、アニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、カトリーヌ・ドヌーブ 2024年/フランス/109分 「シェルブールの雨傘」をはじめ、数々の映画音楽で後世に影響を与え続けている、フランスを代表する音楽家ミシェル・ルグラン。2019年に亡くなるまでの75年間の音楽人生の中で、特にジャック・ドゥミ監督とのコンビで名作映画を数多く生み出し、マイルス・デイヴィス、シャルル・アズナヴール、バーブラ・ストライサンドなど伝説的なアーティストとも共演を重ねてきた。本作ではルグラン本人と関係者が映画を振り返る形で貴重な作曲の舞台裏が明らかに。これまで知ることのなかったルグランの姿も余すことなく描かれる。 ルグランの生き様は、私たちに心揺さぶる感動と生きる指針を与えてくれる。
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■キス・ザ・フューチャー 監督:ネナド・チチン=サイン 登場人物:クリスティアン・アマンプール、ボノ 2023年/アメリカ、アイルランド/103分 「過去を忘れて、未来にキスを、サラエボ万歳!」。U2が1997年9月23日、4万5千人を前にサラエボで行ったライブは、今も語り継がれている。かつてサラエボの人々は民族・宗教に関係なく共存していたが、紛争は人々を引き裂いていた。このライブは、そんな人々を音楽の力で再び一つにするものだった。本作は、U2がボスニア紛争終結後にサラエボでライブをする約束を果たすまでを追ったベン・アフレックとマット・デイモンがプロデュースしたドキュメンタリーだ。 1週間限定上映
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■サタンがおまえを待っている 監督:スティーヴ・J・アダムズ、ショーン・ホーラー 登場人物:ミシェル・スミス(アーカイブ映像)、ローレンス・パズダー(アーカイブ映像) 2023年/カナダ/英語/90分 「幼い頃、私は悪魔に捧げられた…」 教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み、10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた、歴史上稀にみる大パニック。 すべてのきっかけは、悪魔崇拝儀式の体験を事細かに記した史上最恐の「悪魔の書」だった。 恐怖のショッキングドキュメンタリー、解禁! 1週間限定上映
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オスロ、3つの愛の風景 ■DREAMS 監督:ダーグ・ヨハン・ハウゲルード 出演:エラ・オーヴァービー、セロメ・エムネトゥ 2024年/ノルウェー/ノルウェー語/110分 第75回ベルリン国際映画祭最高賞<金熊賞>、国際映画批評家連盟賞&ドイツ・アートハウス映画組合賞受賞 女性教師のヨハンナに初めての恋をした17歳のヨハンネは、この恋焦がれる想いや高揚を忘れないように自らの体験を手記にする。そしてこの気持ちを誰かに打ち明けようと詩人の祖母に手記を見せたことから、物語は思いもよらない展開へと進み始める。 1週間限定上映
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オスロ、3つの愛の風景 ■LOVE 監督:ダーグ・ヨハン・ハウゲルード 出演:アンドレア・ブレイン・ホヴィグ、タヨ・チッタテッラ・ヤコブセン 2024年/ノルウェー/ノルウェー語/120分 泌尿器科に勤める女性医師のマリアンヌと男性看護師のトール。共に独身でステレオタイプな恋愛を避けている。マリアンヌは友人から男性を紹介されるが、子どもがいる彼との恋愛に前向きになれない。そんな折、トールはマッチングアプリなどから始まるカジュアルな恋愛の親密性を語り、マリアンヌに勧める。興味を持ったマリアンヌは自らの恋愛の可能性を探る。一方トールは偶然フェリーで知り合った男性ビョルンを勤務先の病院で見かけ…。 愛することに不器用な大人たち。あらゆる“親密さ”を探求するロマンティック・ジャーニー。 1週間限定上映
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2025年10月24日公開
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オスロ、3つの愛の風景 ■SEX 監督:ダーグ・ヨハン・ハウゲルード 出演:トルビョルン・ハート、ヤン・グンナー・ロイゼ 2024年/ノルウェー/ノルウェー語/118分 第74回ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞&ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞&国際アートシネマ連盟賞受賞 煙突掃除を営む妻子持ちの2人の男。ひとりは客先の男性との一度きりのセックスで新しい刺激を覚えるが、平然と妻にこの話をしたことで夫婦仲がこじれてしまう。もうひとりはデヴィッド・ボウイに女として意識される夢を見て、自分の人格が他者の視線によってどう形成されているのか気になり始める。良き父、良き夫として過ごしてきた2人は自身に起きた衝撃的な出来事により、自らの“男らしさ”を見つめ直していく。 1週間限定上映
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■リアム・ギャラガーinロックフィールド オアシス復活の序章 監督:ジェームス・バーナ 出演:リアム・ギャラガー、ジーン・ギャラガー、レノン・ギャラガー 2022年/イギリス/49分 1991年に結成され一世を風靡したオアシス。しかし、2009年事実上解散したが、2024年8月に正式に再結成され、往年のファンは狂喜した。 そんなオアシス復活フィーバーに沸く中、2022年に制作されたリアム・ギャラガーと息子たちが最新アルバムのレコーディングのためウェールズのロックフィールド・スタジオへ向かう様子を追ったオフィシャル・ドキュメンタリーを日本初公開。 31日公開の「リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース2022」も、ご覧下さい。 25日は川﨑大助氏(作家)のトークショー有・予告無。MCは汐月しゅうさん。 1週間限定上映
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■六つの顔 監督:犬童一心 出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基 ナレーション:オダギリジョー 2025年/日本/82分 650年以上にわたり、人々の心を魅了し続けてきた「狂言」。その第一人者であり、94歳の今もなお現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師・野村万作は、2023年に文化勲章を受章した。本作では、受賞記念公演が行われた特別な1日に寄り添いながら、万作の歩んできた軌跡と現在の姿を浮かび上がらせる。また、ライフワークとして取り組み、磨き上げてきた夫婦愛を描く珠玉の狂言「川上」を物語の舞台である奈良・川上村の荘厳な原風景とあわせて贅沢に収録。万作が長年追求してきた世界観をその至芸とともにスクリーンに刻む。
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■純烈ドキュメンタリー 死ぬまで推すのか 監督:岩淵弘樹 出演:酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太 2025年/日本/97分 2024年11月25日。歌謡コーラスグループ「純烈」は、初の武道館公演「純烈魂」を開催した。売れない時代やメンバーの脱退加入など、数々の苦難を乗り越えて華やかな大舞台に辿り着いたメンバーたちに、彼らを支えてきた約8,000人のファンが全国から駆けつけ熱い声援を送った…。そんな涙の武道館の舞台裏にカメラが密着。現メンバーや元メンバー、長年付き添ってきたスタッフから語られる純烈への思い。またその一方で、人生の試練を乗り越えてきたのは純烈だけではなかった。 人の数だけ人生はある。支え&支えられの“推し活”賛歌、ここにあり!
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■ムガリッツ 監督:パコ・プラサ 2024年/スペイン/96分 毎年11~4月、メニュー開発のため休業するミシュラン常連の名門<ムガリッツ>。 食べているのは“世界をひらく鍵”。レストランの定義を超えた、美食のフロンティアへ。 革新的な料理の誕生プロセスを追ったドキュメンタリー!
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■銃弾と正義 監督:T・J・ニャーナヴェール 出演:ラジニカーント、アミターブ・バッチャン 2024年/インド/タミル語/161分 凶悪犯に対して、逮捕状請求・逮捕・起訴・裁判などの手続きを省略して、警察官が犯罪現場で射殺する<特例射殺>。 警察官が行使する暴力に正面から疑義を突きつける社会派アクション。 (注)本作には女性への性暴力を間接的に描写するシーンがあります。あらかじめご了承下さい。 1週間限定上映
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■ブラックバッグ 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー 2025年/アメリカ/英語/94分 英国の国家サイバーセキュリティセンターのエリート諜報員ジョージに課せられた極秘任務<ブラックバッグ>は、国家を揺るがす不正プログラムを盗み出した組織内部の裏切り者を見つけ出す事。その容疑者は5名。同僚で友人でもある4名に加え、5人目はジョージの愛妻でセンターで最も有能な諜報員キャスリンだった。ミッションのタイムリミットは1週間。妻が国家を裏切った容疑をかけられ、ジョージは結婚生活への忠誠と祖国への忠誠の板挟みになるという究極の試練に直面する…。 見抜け、聞き逃すな、嗅ぎ分けろ…あなたの考察力が試される。
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■キムズビデオ 監督:デイヴィッド・レッドモン 2023年/アメリカ/英語、韓国語、イタリア語/88分 1987年、韓国系移民キム・ヨンマンがNYイーストビレッジに開業したレンタルビデオショップ「キムズビデオ」。世界中から収集された5万5千本ものマニアックな品揃えを誇り、25万人の会員を抱えた。まさに「映画の理想郷」だった。 だが、ビデオレンタル時代の終焉とともに、2008年、キムズビデオは閉店。会員だったデイヴィッド・レッドモンは、そのコレクションの行方を捜索し、遥か遠いイタリア・シチリア島に移設されていることがわかる。そして、現地をさまよい見つけたのは劣悪な環境で放置されたビデオ(映画)たちだった。見かねたレッドモンはマフィアの影もチラつく現地で、映画たちを救い出す事を決意。あろうことか架空の映画撮影を装いながら奪還作戦を決行する。え、マジ!? ※この物語はフィクションではありません。登場する人物・団体・名称等はすべて本物であり、実在します。 1週間限定上映。
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2025年10月31日公開
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■最後のピクニック 監督:キム・ヨンギュン 出演:ナ・ムニ、キム・ヨンオク 韓国/114分 60年ぶりに帰郷し親友と楽しい時を過ごすウンシム。蘇る思い出と共に波乱に満ちた人生が明かされていく。互いの“今”を知った時、二人が選んだ道とは? 世界にたった一つの特別な物語。 「深くて濃い60年の友情」が、10代から80代までの全世代の心をつかんだ、驚くべき映画!
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■アフター・ザ・クエイク 監督:井上剛 出演:岡田将生、鳴海唯 原作:村上春樹 2025年/日本/132分 1995年、妻が姿を消し、失意の中訪れた釧路でUFOの不思議な話を聞く小村。2011年、焚き火が趣味の男と交流を重ねる家出少女・順子。2020年、“神の子ども”として育てられた善也。2025年、漫画喫茶で暮らす警備員・片桐。世界が大きく変わった30年、人々の悲しみや不幸を食べ続けたみみずくんが地中で再び蠢きだした時、人類を救うため“かえるくん”が現代に帰ってくる…。 これは、先の見えない世界で“からっぽ”になってしまった私たちが、自分を取り戻すための物語。
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■グランドツアー 監督:ミゲル・ゴメス 出演:ゴンサロ・ワディントン、クリスティーナ・アルファイアテ 2024年/ポルトガル、イタリア、フランス、ドイツ、日本、中国/ポルトガル語、中国語、タイ語、フランス語、ビルマ語、ベトナム語、フィリピン語、日本語/129分 1918年、ビルマのラングーン。大英帝国の公務員エドワードと結婚するために婚約者モリーは現地を訪れるが、エドワードはモリーが到着する直前に姿を消してしまう。逃げる男と追う女の、ロマンティックでコミカルでメランコリックなアジアを巡る大旅行の行方は…。 映像の魔術師ミゲル・ゴメスが4年の歳月をかけ完成させた最新作。観る者をアジアの迷宮へと誘う、時空を超えた幻想の映画の旅。 1週間限定上映
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■リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース2022 2025年夏、イギリスのロックバンド・オアシスが再結成ツアーを始動。その布石となったのが、このネブワース公演だった。オアシス解散後、ソロアーティストとして模索を続けたリアム・ギャラガーが2日間で約17万人を動員。26年の時を経て、ネブワースを大熱狂させたのだ。 観客の一体感、熱量、音楽への愛情はスクリーンを通しても存分に感じられるだろう。 また、本作ではリアム・ソロ楽曲はもちろん、オアシス時代の名曲たちを惜しげもなく披露。エモーショナルで多幸感あふれるライブをぜひ劇場で。 24日公開の「リアム・ギャラガーinロックフィールド」も、ご覧下さい。 1週間限定上映。
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2025年11月7日公開
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■旅と日々 監督:三宅唱 出演:シム・ウンギョン、河合優実、高田万作 2025年/日本/89分 第78回ロカルノ国際映画祭金豹賞(最高賞)、ヤング審査員賞受賞 眩しい夏の海。ビーチの似合わない男が、陰のある女に出会い、ただ時を過ごす…。脚本家の李は行き詰まりを感じ、旅に出る。冬、李は雪の重みで今にも屋根が落ちてしまいそうなおんぼろ宿で、ものぐさな宿主、べん造と出会う。暖房もなく、布団も自分で敷く始末…。 旅先でのささやかな出会いが、ほんのちょっと、それでも確かに人生を変えるかもしれない。誰しもの人生に寄り添うような、あたたかく優しい視線が観る者の心をそっと包み込む。
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■ピアノフォルテ 監督:ヤクブ・ビョンテク 出演:アレクサンダー・ガジェヴ、レオノーラ・アルメリーニ 2023年/ポーランド/英語、ポーランド語、中国語、イタリア語、ロシア語/89分 5年に一度、ワルシャワで開催されているショパン国際ピアノコンクール。名だたるピアニストを輩出し、出場を果たすだけで名誉なこと、入賞すればその後の成功が約束される隋一のコンクールとあって、世界中の若きピアニストたちが頂点を目指す憧れのステージ。本作は、2021年の第18回大会をクローズアップ。この大舞台に臨む6人の出場者にスポットをあて、彼らの情熱を余すところなく映し出す。 そこにあるのは栄光か、それとも…。
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■市川雷蔵映画祭 11月7日~11月20日の2週間に渡り、「市川雷蔵映画祭」“刹那のきらめき”として、10作品を上映致します。 ◆「新源氏物語」 11月7日・8日の2日間上映 1961年/102分 監督:森一生 共演:寿美花代、若尾文子、中村玉緒 雷蔵源氏と豪華女優陣が魅せる華やかな王朝絵巻! ◆「陸軍中野学校」 11月9日・10日の2日間上映 1966年/96分 監督:増村保造 共演:加東大介、待田京介、小川真由美 増村監督が雷蔵と挑んだ和製スパイ映画の名作! ◆「弁天小僧」 11月11日の1日のみ上映 1958年/86分 監督:伊藤大輔 共演:勝新太郎、青山京子 “知らざあ言って聞かせやしょう” 雷蔵の名セリフも鮮やかな傑作時代劇! ◆「華岡青洲の妻」 11月12日の1日のみ上映 1967年/99分 監督:増村保造 共演:若尾文子、高峰秀子 有吉佐和子の原作を鋭く力強く映し出した増村保造監督の傑作! ◆「破戒」 11月13日のみ上映 1962年/118分 監督:市川崑 共演:長門裕之、船越英二 島崎藤村の代表作を雷蔵×市川崑×和田夏十が映画化した名作。 ◆「炎上」 11月14日・15日の2日間上映 1958年/99分 監督:市川崑 共演:中村鴈治郎、仲代達矢 三島由紀夫の「金閣寺」を映画化!雷蔵現代劇第1作目。 ◆「ぼんち」 11月16日・17日の2日間上映 1960年/105分 監督:市川崑 共演:若尾文子、中村玉緒 雷蔵×市川崑×大映京都が描き出した、船場商人の生き様。 ◆「眠狂四郎炎情剣」 11月18日のみ上映 1965年/83分 監督:三隈研次 共演:中村玉緒、西村晃 おとりと知りつつ炎の肌を抱く…艶やかな狂四郎の魅力あふれる傑作! ◆「婦系図」 11月19日のみ上映 1962年/99分 監督:三隈研次 共演:万里昌代、船越英二 三隈研次監督が描く雷蔵の爽やかな美しさが薫る泉鏡花の純愛巨編。 ◆「ある殺し屋」 11月20日のみ上映 1967年/82分 監督:森一生 共演:野川由美子、成田三樹夫、小池朝雄 綿密なプロットとカメラワークが冴えるフィルム・ノワールの傑作。
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2025年11月14日公開
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■プロセキューター 監督:ドニー・イェン 出演:ドニー・イェン、ジュリアン・チョン 2024年/香港・中国/広東語/117分 香港警察の熱血警部から検事に転職した男・フォク。麻薬密売容疑である青年が起訴された担当事件に疑問を感じた彼は、独自に捜査を開始。やがて、法を悪用し利益を得ようとする法曹と裏社会の繋がりに気付くフォクだったが、その行く手を阻む刺客が忍び寄るのだった…。 正義の火を消すな!香港の熱き男たちが集結!!
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■ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師 監督:トッド・コマーニキ 出演:ヨナス・ダスラー、アウグスト・ディール 2024年/アメリカ、ベルギー、アイルランド/英語/132分 第二次世界大戦下、ナチスはユダヤ人迫害や教会を弾圧し圧政を進めていた。そのナチスと闘い続けた実在のドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファー。平和を祈る聖職者でありながら、彼はいかにしてスパイ活動に身を投じ、ヒトラー暗殺の共謀者になっていったのか?彼の死から80周年を迎えた今年、家族思いの青年であり、勤勉なキリスト者であり、そして抵抗運動の闘士と化して生き抜いた39年間の短くも濃厚な生き様と、“20世紀を代表するキリスト教神学者の一人”と呼ばれる英雄の知られざる人物像が明らかになる。
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2025年11月21日公開
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■ファンファーレ! ふたつの音 監督:エマニュエル・クールコル 出演:バンジャマン・ラヴェルネ、ピエール・ロタン 2024年/フランス/フランス語/103分 世界を飛び回るスター指揮者ティボは、ある日突然、白血病と診断される。ドナーを探す中で、自分が養子であること、そして生き別れた弟ジミーの存在を知る。かつては炭鉱で栄えた町は今は寂れ、仲間との吹奏楽団が唯一の楽しみであるジミー。育った環境も性格も正反対の二人だが、ティボはジミーに類まれな音楽の才能を見出す。これまでの運命の不公正を正そうと、ティボはジミーを何がなんでも応援することを決意する。やがてその決意は、二人の未来、楽団、そして町の人々の運命をも思いがけない方向へ動かしていく…。
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■さよならはスローボールで 監督:カーソン・ランド 出演:キース・ウィリアム・リチャーズ、ビル“スペースマン”リー 2024年/アメリカ、フランス/英語/98分 取り壊しの決まった慣れ親しんだ野球場、今日が最後の試合。 突き出たお腹、もたつく足、空を切るバット…ビール片手にヤジを飛ばしながら、大好きな野球に興じる男たちの姿を愛らしく滑稽に描くと同時に、誰もが感じたことのある“過ぎ行く楽しいひと時”へのセンチメンタルな感情をノスタルジックな輝きに満ちた映像で映し出す。今までの野球映画とはひと味違う、ユーモアと哀愁が溢れ、あなたの心の一本になる映画!
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■あなたが眠る間 監督:チャン・ユニョン 出演:チュ・ジャヒョン、イ・ムセン 2024年/韓国/韓国語/100分 一見幸せそうに見える、ある夫婦。しかし、妻は大切な記憶を失っていて、夫は大きな秘密を抱えていた…。想像を超えた夫婦の<愛の在り方>をセンセーショナルに描いた大人のためのラブストーリー。 号泣必至の衝撃的な夫婦愛。その結末は、記憶に残り続ける… 1週間限定上映
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2025年11月28日公開
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■フジコ・ヘミング 永遠の音色 監督:小松莊一良 出演:フジコ・ヘミング、大月ウルフ、エヴァ・ゲオルギー・ヘミング 2025年/日本/91分 2024年4月21日に92歳で旅立ったフジコ・ヘミング。情感あふれるダイナミックな演奏は国内外多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれていた。本作で、圧巻の“ラ・カンパネラ”、名曲クラシックの数々、貴重なオリジナル曲など初公開を含むフジコの演奏を映画館のスクリーンで体感してほしい。そして、初公開のインタビュー映像・絵日記、本作で存在が明らかになった異母妹エヴァと俳優の弟ウルフら家族が語る新たな真実とは? 12年間追い続けたからこそ迫れたフジコ・ヘミング。 その生き様と美しい音色が刻まれた最後のドキュメンタリー映画。
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■夏の終わりのクラシック 監督:ユン・ソクホ (冬のソナタ) 出演:キム・ジヨン、ペ・スビン 2024年/韓国/韓国語/115分 夏が終わりに近づく頃、ヨンヒは毎年、済州島へとやって来る。一方、母の遺品を片づけるために済州島に来ていたジュヌ。2人が偶然出会った日の夜、ジュヌが海で溺れかけているのを助けたヨンヒは、彼の家で膨大な量のクラシックアルバムのコレクションを目にする。どうしてもクラシック音楽を教えてほしいと、必死になってジュヌに頼み込むヨンヒ。その様子はどこか意味ありげで、断り切れなくなったジュヌは庭の片づけと引き換えにクラシックを教える約束を交わす。 1週間限定上映
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2025年12月5日公開
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■あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界 監督:ペク・スンビン 出演:シム・ヒソブ、ホン・サビン 2023年/韓国/韓国語/144分 青春時代のやるせなさを抱える男が思い描くのは、「もしも、あの時に戻れたら…」「もしも、愛を告白できていれば…」。誰もが一度は考えてしまう、人生の分岐点で“選ばなかった”もう一つの道。別の選択をしていれば、どんな現在を生きていたのだろうか。そんな、後悔とも未練ともつかない気持ちで生きるすべての人へ贈りたい、“もしも”のパラレルワールド。 1週間限定上映
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